出版物

マンネリ寸前のファミリー感。
これがローカル人気番組の基本だ。

テレビ番組には2種類あると思う。見ていて興奮するものと、見ていて気持ちが落ち着くものだ。さらに、それらは派手なものとどちらかといえば地味なものに分けられる。それを、縦軸と横軸において前回のアンケート結果に上がったローカル人気番組を表にあてはめてみたい。ん〜〜、なんてアカデミックなんざんしょ。ただ、一人で表を作るとなると責任問題に発展するかもしれないので、友人K(学芸部記者)にも手伝ってもらった。これで都合 が悪いことはお互い相手のせいに出来るってもんだ。なんて大人の生き方なんだろう。とういうわけで、有志2名の意見に基づき決定したのが、左の表だ。派手と地味というのは、今のドォーモと昔のドォーモという感じですね。

しかし、ドォーモで思い出したが、人間ってやつは「慣れ」をとてつもなく愛する。だからタイトルが変わらずに内容が一新されたとき唐突に腹を立てる。それも意味もなくやたらに。多分この本のリニューアルも怒っている人いるんだろうな。でもその怒りはその人が相当馴染んでたってことなんだか ら仕方ないよね。だからドォーモがリニューアルしたとき「うるさいよねー今度の。ドォーモじゃないみたい。もう見ない」なんて意見がとびかったものだが、どーよ、いまでは認知されちゃってるじゃないのさ。過渡期って言うのはこんなもんだ。しかし、リニューアルがなかなかうまく行かないこともある。

迷走中のうるとらマンボウを見て心が痛い。昔のうるとらマンボウは宮崎さん、上野さん、沢田さんのトリオで、自然体トークが心地よかった。まるで、「この人達はこのセットに住んでいるんじゃないの」というくらい溶け込んでいたのよ。月1ゲストのおすぎさんも「コーちゃんったらゆうべはねっ、ねっ、うふん」なんて感じで沢田さんに甘えて可愛かったしね。この印象を視聴者が忘れてない期間は大変でしょうな。その上、裏に控える強敵「ももち浜ストア」の出演者がなぜか見せつけるようにファミリー感満点だし。

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