出版物

眠っていてもニュースが気になる!
熟睡してるから意味ないけど。

二十五周年おめでとうございます。
「へー、フクオカって私の生まれる前からあったのね」なんて小憎らしいことを言っ ている人が読者に沢山いるのだろうね。感慨無量。二十五年を四半世紀と表現したら もっと古い、化石とか発掘されそうな、歴史上って感じがするね そんな創刊当時、私は何をしていたかというと、コンパ(!)でピンクレディの「渚 のシンドバッド」略して「ナギシン」を振り付きで披露していましたね。いち早くマ スターするためにビデオに撮って練習したりして。これってパラパラッぽい?

そうそう、ビデオもベータだったよ。
いまは小さく軽くなっている携帯電話も、その頃は戦争映画の通信兵が使ってるみた いなでっかいやつで、バッテリーの箱に受話器がついてたなぁ。そのあと受話器に 取っ手が付いたものに進化したのだったね。自慢げに飲み屋のカウンターにドスンッ と置く男がいたものだ。ついこの間のことだが、こんなことを話すと、生き字引のよ うに驚かれることが多いのが、ちょっとショックだ。
しかし、のんびりした時代だった。

最近は情報が早いし量も多い。そんなテレビの中で一番エキサイティングなのが ニュースだ。想像も出来ないことが日々、あちこちで起こっているから、もう大変。 人から教えられてニュースを知るのも悔しいから、「NNN24」(FBS放送終了 時から放送開始時までのノンストップニュース番組)をつけたまま眠っている。 明け方、のどが渇いたり、トイレに行きたくなって起きても、いつもニュースやって るのが、なんだか、超安心。

福岡放送からは松吉ゆかりさんが一晩中ニュースを読むので「毎晩朝まで大変です ね」と局に訊ねたら、笑われてしまいました。そういえば繰り返してるし。でも、松 吉さんの前髪が「すだれ」のように下がっているのはおしゃれなのだろうか、大きな ニュースのない日は画面を眺めてそんな心配もしている。

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