出版物

飲食店の貼り紙って
いろんなメッセージがあるわけで…

レストランや居酒屋の前に「探検九州で紹介されました」「ももち浜ストアのくるくるグルメで放映」と嬉しそうに張ってあったりする。つまり、お店の宣伝になるからだ。これだけお店が増えると、テレビに出た、とか、本に掲載されたということが、店選びのよりどころになったりするし。つまり、安心感ってヤツですかな。

しかし、こんな出来事があった。先日、西鉄沿線某駅近辺のお弁当屋さんに寄ろうとした時のこと。入り口に大きく告知が張ってあった。「『みみたぶぅ』放映決定!」だってさ。

ほほう、この店がテレビに出るのか。ここは交差点をはさんでほっかほか亭があるという立地なので、かなり苦戦を強いられている。でも、ほっかほか亭に飽きた時、トコも、たまに横断歩道を渡って買いにくるんだよね。しかし、ボリュームはあるが印象に残るような味ではなかったがなぁ。と首をかしげた。その上、みみたぶうって、かなりガチンコな番組じゃなかったっけ。グルメコーナーなんてなかったはず。と素早く感づいて次の行に目を移すと「バイト君改造計画」とあるではないか。

つまり、アルバイトを鍛えなおすという目的の番組にでるわけだ。まるで愛の貧乏脱出計画じゃん。ってことは、この店は『ダメ』の烙印を押されてるってことじゃないの? あらら、やっぱり今日もほっかほか亭の特のりタルタルで我慢するか、とトコはその弁当屋から後ずさりしたのだった。

テレビに出た、という非日常で、店主の嬉しさ的にはおいしい店として紹介されるのと同等だったのかもしれないが、番組の内容をよ〜く考えて告知の張り紙は貼ったほうがいいよねー。ところで、唐突だがおすぎさんファンには嬉しい春だね。月一のうるとらマンボウ月刊おすぎから、アサデス。で毎週拝見できるんですもの。全国のおすぎマニアから九州は垂涎の的だよ。

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