出版物トコの間

その日の番組をその日の新聞でチェック
ラ・テ欄に潜む謎にちょっとだけ迫る!

一日の始まりは、新聞のテレビ欄に目を通すことだ。 もちろん2週間番組表などで長期計画は立てているのだが、ワイドショーや、特番などは、当日のラ・テ欄のキャッチを読んでそそられたりするんだよね。気をつけて満遍なくチェックをするのだが、どうしても手薄になる局がある。それはラ・テ欄の右側に並んでいる局だ。縦書きの場合は、右側から読み始めるが、横書きの場合は、左側から読み始めるでしょ。

だから最後の右端の局になるとどうしても読みかたが雑になってしまうって訳だ。自宅で購読している新聞が長期間同じ新聞だった場合、かなりこの配列はご家庭のチャンネルに影響があると見た。 早速、テレビ欄配列調査だぁ。左端はNHK総合・教育の指定席だ。さすが公共放送。そして民放と続く。 民放はたいていV局からU局(後発だからね)と続く。さらに、各新聞には系列のテレビ局がある。朝日新聞はKBC、毎日新聞はRKB、読売新聞はFBS、西日本新聞はTNC、そして日本経済新聞はTVQだ。当然だが、自社の系列局はNHKのすぐ横の有利な場所に配置される。と、と、ところが、仰天事実を発見した。なんと日本経済新聞。

NHKの次に、KBCが並んでいるのですぜ。おいおい、どーしたそれじゃ朝日じゃん。そして、RKB、TNCと来たもんだ。それからようやくTVQがきて、FBSという順番だ。こんな仕打ちをされるということは、系列じゃなかったのか?心配してTVQに確認したら、やっぱ日経系列だってさ。日本経済新聞でテレビ欄を見る人はいない、という判断なのだろうか。

さらに調査を進めると、西日本新聞では、TNCの次になぜかTVQが配置されてある。V局ゴボウ抜き。あまりに唐突な好位置だ。疑問を抱き、西日本新聞に尋ねると経営的に関連があるらしい。「だから、うちはいいところに置いてるんだよ。よく気が付いたね」と誉められたよ。日本経済新聞の無謀な配列の本当の理由はなんだろうか?

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