出版物トコの間

ワールドカップで盛り上がってるけど
福岡ならこっちのサッカーも要チェック!

世の中はワールドカップ一色ですな。日本のサッカーが世界を制覇出来る日は、来るのだろうか。それよりも、こっちのサッカーに夢を託したほうが確率は高い。こっちのサッカーとは、ロボカップだ。ロボットのサッカー世界大会だよ。

「伝説のストライカーもいない、ピッチに刻まれた歴史もない。でも大きな夢と未来がある」という、いかしたナレーションのCMを見たことがあるだろう。キャラクターロボットはピノ君。ロボットの可能性は、ホンダが二足歩行のアシモを発表したときに、機械から人間へ、と大きく近づいたように思う。

これからどんなことになるのやら、と期待していた矢先にロボカップだもの。ロボカップのすごさは、なんといっても、自律型ロボットという点だ。人間が遠隔操作するのではなく、ロボットが自分で考えるのよぉ。鉄人28号を正太郎君が操っていた時代はマジ遠くなったのね。ロボットが自分でキックしたり、ゴールを守ったりするんだって。

ほへ〜。ロボカップ世界大会の目標は、2050年、サッカーの世界チャンピオンチームに勝てる自律型ロボットチームを作ること、だそうだ。たまたまテレビで、ピノ君の華麗なシュートをみた。ロボットとは思えないなめらかな動きだ。冗談ではなく、50年後はいけるかも、と感心してしまった。後で、そのピノ君には人間がはいっていたことが判明。アハハ。人間みたいでビックリしたのは当たり前だね。

でも、そのうち、人間がはいっているんでしょ、と思ったらロボットだったりする時代がくるんじゃろおなぁ。ちょこちょことロボカップ予選の様子や、ロボカップ速報なんて番組もあっているよ。人間ワールドカップ開催中の6月20日から23日まで、福岡ドームでロボカップ世界大会がある。全チーム、きっとプロジェクトXになりそうな開発秘話だらけ。「ロボットに燃える男がいた。見守る女がいた。そしてサッカーがあった」なんてね〜。がんばれ日本。

トップへ戻る